
外房ヒラマサでは、プラグを投げるだけでなくジギングも使います。自分も宏昌丸で両方をしていますが、ジグを入れれば簡単に釣れる、という実感ではありません。
底は取れているのか、ジグはどの深さを通っているのか。シャクリの見た目をまねる前に、そこを確かめたい釣りです。道具の準備と、投入してからの流れを整理します。
宏昌丸のジギング用タックル案内
| 道具 | 公式の推奨例 |
|---|---|
| ロッド | 6ft前後 |
| リール | スピニング8000番・ハイギア |
| PE | 4号 |
| リーダー | フロロカーボン12号 |
| ジグ | 100〜200g |
出典:宏昌丸・おすすめタックルバランス。同船のジギング用の案内です。キャスティング欄のナイロンリーダーと混ぜないようにします。
ジグの必要重量は、その便の水深や潮でも変わります。普段使う重量と、追加で必要な重さを予約時に聞き、竿の適合範囲と照合します。重いジグだけ用意するのではなく、中心となる重さにはロストに備えた予備も持ちたいところです。
スピニングで横へ探る場面もある
外房のジギングは、いつでも船の真下へ落とすだけではありません。浅い場所で広く探るため、ジグを投げて斜めに引く方法もあります。宏昌丸船長も、その使い方からスピニングを基本として説明しています。VARIVAS・外房のジギングタックルと投入
投げる側、投入する方向、船の下へ入り込んだときの回収は、流し方に合わせます。自己判断で隣と違う方向へ投げず、最初に説明を受けます。
また、ロッドに書かれたジグ重量の上限は、そのまま投げてよい重量とは限りません。キャストする釣りに対応するか、機種ごとの案内も確認してください。
ジグは、重さとシルエットを別々に見る
まず必要なのは、その場で底が分かる重さです。潮に流されて着底が曖昧なまま糸を出し続けるより、一度回収して入れ直し、それでも分からなければ重さを相談します。
底が取れたら、ジグの長さや形も選ぶ材料になります。同じ重さでも、短くまとまったものと細長いものでは、シルエットや落ち方、操作感が違います。
秋冬の宏昌丸取材では、セミロング系に加えて短めのジグが効く場合も紹介されています。重さを満たしたうえで、ベイトや反応に合わせて選ぶ話です。VARIVAS・秋冬のジグ選び
着底したら、底から離して誘い始める
投入中はラインの出方と張りの変化を見て、着底を確認します。分かったら余分な糸フケを整え、ジグを底から離して誘いへ移ります。海底に置いたままにしないのは、根掛かりを減らすためでもあります。
基本のワンピッチは、竿の動きとリールの巻きを組み合わせ、ジグを動かしながら徐々に誘い上げる釣り方です。竿だけ振って糸がたまっていないか、逆に巻きだけが速くなりすぎていないかを確認します。
始めは大きなシャクリを続けるより、同じ動きを続けてジグへ伝えられるかを見てもらいます。使う重さや潮で負荷が変わるので、隣の人の腕の振りだけをまねても同じ動きになるとは限りません。
底付近を狙う時間と、探る深さを意識する
秋冬の宏昌丸取材では、着底後の反応を意識し、底付近を狙う釣りを紹介しています。何度も同じところで底を取り直すより、一度回収して新しく投入する方法も挙げています。VARIVAS・秋冬の誘いと入れ直し
ただし、これは秋冬の同船での釣りの説明です。一年中、すべての魚を底だけで狙うという意味ではありません。「底からどこまで探るか」を船の案内と合わせて考えます。
ラインの色やマークも、出た量や回収した量を把握する材料になります。糸が斜めなら、出ている長さと水深は一致しないため、メーターだけでジグの位置を決めつけないようにします。
フロントのアシストフックと、接続部分を確認する
宏昌丸船長の解説では、フロントのシングルアシストを基本としています。根掛かりを意識する場面で、ツインより掛かる箇所を抑える考え方です。一方、反応が多く乗らないときなど、ツインが合う場合にも触れています。VARIVAS・フックとリングの解説
接続は、リーダーを結ぶソリッドリングと、ジグを取り付けるスプリットリングを使う構成が一例です。アシストフックの取り付け先、リングの強度とサイズも含めて確認します。フックの本数だけではなく、軸の強さ、先端の状態、アシストラインの傷も見ておきます。
根掛かりしたら、竿を大きくあおり続けず船へ伝えます。ジグが外れて飛んでくる可能性もあるので、周囲がいる方向へ引き抜こうとしないようにします。
掛かったあとは、シャクリを続けない
重みやアタリが出たら、糸フケを抑えて掛け、魚とのやり取りに移ります。ロッドを一気に頭の後ろへ立てず、足元を安定させて巻けるときに距離を詰めます。
ドラグは釣り始める前に一式に合う設定を確認しておきます。「根へ行かれたくないから最大まで締める」と決めず、掛かり方や道具に合わせて船長と対応します。取り込みはタモを使い、船べりで抜き上げないようにします。
反応がないときは釣れないときの見直しへ。プラグを使う側の準備はキャスティングタックルに分けています。
よくある質問
外房ヒラマサのジグは何グラムを用意しますか?
宏昌丸の公式推奨は100〜200gです。水深や潮、ヒラマサ以外の対象魚によって必要な重さが変わるため、予約時に直近の使用重量を確認してください。
外房のジギングは真下へ落とすだけですか?
浅場で広く探るため、ジグを投げて斜めに引く場面もあります。投入方向と投げ方は船の指示に合わせ、使うロッドがそのジグのキャストに対応するかも確認します。
フックはシングルとツインのどちらですか?
宏昌丸船長の解説では、根掛かりを意識してフロントのシングルアシストを基本にしています。ツインが合う場面もあるため、底の状態や魚の反応を踏まえて選びます。
船宿・メーカーの案内は2026年10月29日確認。数値は出典の条件での例です。
